アラフィフ真瑠の気ままな節約生活

大学の学費と仕送りがエグいです。

本当は怖い中古品

以前、メルカリ関係の記事で、

もともと私は、「売る専門」だったと

書いたことあるのですが、

なぜ「買う」のはダメだったかと

いうと……。

 

私にとって中古品は、「ヤバい」もの。

という意識があったからなんです。

 

なぜ中古品は「ヤバい」のかというと

それは、こんな体験によるものでした。

 

~私が子供の頃のことです~

 

幼稚園で、園内の金属でできた柵の扉を

他の男の子が乱暴に閉めた時、

小さな園児だった私は、

その扉に指を挟まれてしまいました。

 

血がポタポタと垂れ落ちて、

結構なケガでした。

 

幼稚園の先生とすぐにバスに乗って

病院に行きました。

 

病院には、

その後も数回通わなければ

なりませんでした。

 

私の実家は、当時新興住宅地で、

周りに住宅はたくさんあるものの、

お店や病院などが、

歩いていける範囲に全然ない、

不便なところです。

 

加えて私の母は、車が運転出来ないので

いつも父が週末に、

病院に連れて行ってくれました。

 

 

さて、

私は子供だったので

知りませんでしたが

この頃、

私の父と母はとても強い

不安を持っていました。

 

それは……。

 

「なぜこんなにも毎週、毎週病院に

行かなければならないのだろう。

なにかに呪われているんだろうか?」

 

そうです。

この頃、

この私のケガばかりではなく、

家族が次々と病気を発症し、

なにかにつけ病院に

行っていたらしいのです。

 

私の兄が「急性腎炎」で赤十字病院

1ヵ月入院したのもこの頃でした。

 

どうにかしなければいけないと考えた

父母は、ある日神主さんに来てもらい、

「お祓い」をしてもらいました。

 

しかし、それでも状況は良くならず、

ひたすら病院に通う日々が何年か

続きました。

 

最終的に、

それまでひたすら家族を

病院に連れていってくれた父が、

後続車に追突され、

(幸いむち打ちで済みましたが)

車がおシャカになり、

それにより

この奇妙な現象もおさまったのです。

 

 

つまり

原因は「車」だったのです。

 

我が家の車は「中古車」だったのです。

 

後でわかったのですが、もとの持ち主は

「お医者さん」でした。

 

「車」が「病院に行きたがったんだ。」

 

というのが、私たち家族の結論でした。

 

そうでなければ、

あれほど病院に行かなければ

ならなかった異常な現象が、

車を替えた途端に、

ピタリと止まった説明が

つかないからです。

 

そういえば、

せっかく治った指を、

この車のドアに再び挟まれたことが

ありました。

 

誰もなにもしてないのに、

急に閉まってきたのです。

幸い、なんともなかったけれど、

幼心に

 

「なんか今、このドア生きてるみたい

にわざと挟もうとした……。」

と思ったのを覚えています。

 

半世紀生きてきて感じたことですが、

「もの」は、生きてはいないものの、

「気持ち」はあります。

 

この車は、きっと前のご主人様と病院に

通う日々が幸せだったのでしょう。

 

「もの」の「気持ち」が、なにかとてつも

ない大きな力で物事を動かすことがある

のです。

(私たちが、病気になったり、ケガをして

病院に行かなければならないようになっ

たりすることです)

 

この車のこと以外でも、「もの」の

「気持ち」が、目に見えない力で物事を

動かしていると感じたことが何度か

あります。

 

「もの」が自分の気持ちをわかってもら

おうと不思議な現象をおこすことさえ

あるのです。

 

ちょっと話がスピ系に外れてきたので

話を戻すと、

私は今ではメルカリで「買う」のも

楽しんでいます。

 

「中古品はヤバい」、と思っていたけど

自分が気にならないものならいいんじゃ

ないかと思うようになりました。

 

本とかDVDとか、レンタルよりずっと

綺麗でお買い得ですよね。

 

 

ただやっぱり「もの」に「気持ち」が

入ってそうなものは避けますけどね。